私たちの暮らしに欠かせない「水」。その大切さを改めて見つめ直す日として8月1日は「水の日」と定められています。
国土交通省が1977年に制定した記念日で水資源の有限性や水の重要性について広く国民に理解と関心を深めてもらうことを目的としています。
特に日本は、豊かな水資源に恵まれている一方で年々深刻化する気候変動や都市化の影響により今後の水利用の在り方が問われています。
そんな中で迎える「水の日」は水を「当たり前」とせず未来へつなげていくために私たち一人ひとりができることを考える貴重なきっかけとなるのです。
なぜ8月1日が水の日に選ばれたのかというと日本ではこの時期が一年の中で最も水の使用量が多くなるからです。猛暑が続く8月は、冷房や水分補給、農業用水さらにはレジャーなどでも大量の水が必要とされます。
一方で、渇水やダムの貯水率の低下といった水不足のリスクもあるためこのタイミングで水資源について考えることには大きな意味があるのです。
日本では蛇口をひねればきれいな水が出てくるのが当たり前ですが世界に目を向けると、約20億人が安全な飲み水を確保できていないという現実があります。
また、日本国内でも水道インフラの老朽化や人口減少による維持管理の問題が課題となっています。
水は無限にあるわけではなく私たちが意識して守らなければならない貴重な資源なのです。
「水の日」には、家庭でできる小さな節水行動を始めてみるのも良いでしょう。たとえば、お風呂の残り湯を洗濯に活用する歯みがき中に水を止める、食器をまとめて洗う節水型シャワーヘッドに替えるなどすぐに実行できることがたくさんあります。
日常の中で無理なく取り組めるこうした習慣が水の未来を守る大きな力になります。
滋賀県に住む私たちにとって琵琶湖は特に身近な水源です。
日本最大の湖である琵琶湖は1400万人以上の生活用水を支える大切な存在ですがその水質や生態系は生活排水や外来種の影響を受けさまざまな課題を抱えています。
滋賀県では「琵琶湖を美しくする運動」や環境保全活動が積極的に行われていますが最終的にその環境を守るのは地域に暮らす一人ひとりの意識と行動です。
8月1日の「水の日」は暮らしを支える水への感謝を込めて少し立ち止まって考えるきっかけにしてみませんか?
水資源は限られていますが私たちの小さな行動が明日の安心や自然の恵みにつながります。
この日を機に、“水”と向き合う意識を持つことが未来への一歩になるはずです。
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