「びわ湖の日」とは?基本情報をおさえよう
「びわ湖の日」は毎年7月1日に制定された
滋賀県独自の環境記念日です。
滋賀県の公式ページによると
この日は「県民および事業者の間に広く
環境の保全についての理解と認識を深めるとともに
環境の保全に関する活動への参加意欲を
高めるための日」として1996年施行の
滋賀県環境基本条例にも明記されています。
琵琶湖は日本最大の湖であるとともに
約400万年の歴史を誇る世界有数の古代湖です。
その水は瀬田川・宇治川・淀川を通じて
京都・大阪・神戸など近畿圏のおよそ1,450万人の
飲み水として利用されています。
この湖を守ることは、滋賀県だけでなく
近畿全体の暮らしを守ることに直結しています。
琵琶湖の水は、近畿圏に暮らす
約1,450万人の生活を支えています。
その水源を守る意志が
「びわ湖の日」という形になりました。
琵琶湖は今どうなっているのか
かつて大規模に発生していた赤潮は
ほとんど見られなくなりました。
人の手によって汚れた湖が
同じ人の手によって少しずつ
きれいな姿を取り戻してきたのです。
一方で、現在の琵琶湖には
新たな課題が積み重なっています。
気候変動による水温上昇や水位の変動
外来種の侵入による生態系への影響
固有種の減少、森林やヨシ原の劣化など
問題は複雑に絡み合っています。
琵琶湖に特有の生き物たちが
生息できる環境を守ることは
引き続き私たちに問われている課題です。
「びわ湖の日」に私たちができること
今日からはじめられる
琵琶湖を守る小さな行動
◎水まわりの洗剤を見直す
日常の選択が琵琶湖の水質に直結します。
リンや界面活性剤の少ない洗剤を選ぶことは
40年前のお母さんたちが始めた
意志を今に引き継ぐことです。
◎清掃活動に参加する
「びわ湖の日」前後には滋賀県内各地で
湖岸・河川の清掃活動が行われます。
地域のイベント情報をチェックして
一度足を運んでみてください。
年齢や居住地を問わず
参加できる活動が多くあります。
◎琵琶湖のことを知り、伝える
リビング滋賀のアンケートによると
「びわ湖の日」を知っていると答えた
滋賀県内の読者は約7割でした。
しかし滋賀県外では、この日の存在を
知らない人がほとんどです。
この機会に「びわ湖の日」の歴史を
SNSやプライベートの会話でシェアするだけで
啓発の輪は広がります。
まとめ:水の記憶を次の世代へ
「びわ湖の日」は
危機に立ち向かった市民の行動と
それに応えた行政の決断が生んだ
日本の環境運動史における重要な到達点です。
1977年の赤潮発生から、石けん運動
琵琶湖条例の制定、そして
「びわ湖の日」の誕生まで。
その流れは、環境問題は専門家だけが
解決するものではなく
暮らしの中から変えられる
ということを証明しています。
今年も7月1日がやってきました。
琵琶湖の水面を思い浮かべながら
私たちが受け取っているものの大きさと
引き継いでいく責任の重さを
静かに考えてみたい一日です。
一度は汚れた琵琶湖が
市民の力で取り戻されたという事実がある。
だから今日も、一人ひとりの行動が
意味を持ちます。
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