先週、4月12日(金)~14日(日)の3日間、大津市の日吉大社に『山王祭』が行われました。
『山王祭』 は男女の祭神(大山咋神・鴨玉依姫神)が結婚し出産に臨む姿を表現する儀式で、御子神誕生に加え五穀豊穣などを祈願する祭事です。
1200年以上の歴史があり、湖国三大祭り・大津三大祭りの一つとなっているお祭りです。
2024年の今年は、3月から1カ月半にわたる神事が始まり4月12~14日に主要行事が行われました。
鎌倉時代に坂本から唐崎に神輿を渡御したことが始まりと言われており、平安時代以降は「日吉祭」とよばれました。
江戸時代以降に『山王祭』となったようです。
この祭りの最大の見どころは ”宵宮落とし神事” と呼ばれる儀式です。
一基約1500㎏と超重量級の神輿が7基集まり、そのうちの4基が宵宮場に並べられ、生源寺にて読み上げ式を済ませた駕輿丁が到着するやいなや、一斉に神輿を揺さぶる「神輿振り」を始めます。
坂本の町中に大きな音が響き渡り、それは神様の陣痛を表しているともいわれていて、4基揃った神輿振りは圧巻の光景です。
やがて、4基の神輿は一斉に1m以上の高さから地面に落とされ(これが御子神誕生の瞬間とされます)、鼠社までの到着を競い、その後は行列し西本宮拝殿に進みます。
この日の朝、残りの3基の神輿はすでに西本宮拝殿に納められており、ここで初めて山王神輿7基が揃うといううわけです。
毎年、周辺道路は車両通行止めになるなどして大変な賑わいを見せている『山王祭』、行かれた方はいらっしゃいますか??
県外の方で初耳!という方も是非来年の山王祭、チェックしておいて下さいね!
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