自宅よりも遠く離れた地域の土地建物を手放したいと思うと、手続きに何度も足を運ばなくてはならず、面倒で放置している方も多いのではないでしょうか。
移動の手間をかけずに売却する方法はあります。
現地に行かずに手続きする方法、遠方だからこその流れや注意点とともに解説します。
遠方で現地に行けなくても不動産を売却する3つの方法
土地建物の売買では、現地で買主や不動産会社と状態を確認し、契約や引渡しをおこなうのが一般的です。
しかし、自宅ではない場合は、遠い現地まで行かなくてはならない手間が発生します。
そんな遠方でも、現地に行くことなく売却する方法が3つあります。
遠方の不動産を売却する方法
遠方の不動産を売りたい時、何かある度に現地まで行かなくてはならないと思っていませんか?
現地に行かなくても、売買を成立させることは可能です。
持ち回り契約
売主と仲介の不動産会社と買主全員が、立ち会いのない契約に合意し、必要書類に署名捺印して郵送します。
書類に不備があれば郵送代がかさみますが、現地に行くよりも時間も交通費も抑えられます。
代理契約
代理人を立て、代わりに現地で契約を取り交わしてもらいます。
契約時に何らかのトラブルなどが起きた場合、その責任は契約者である自分が負います。
現地で何らかの交渉が発生した場合など、不測の事態への対処を伝えておくと良いでしょう。
司法書士
専門知識を有しているのでトラブルが起こりにくく、スムーズに契約締結することができます。
司法書士に依頼するには約3〜10万円ほどかかり、3つの中では費用が高くなりやすい方法です。
遠方の不動産を現地に行かずに売却する流れのポイント
売買手続きは簡単ではないからこそ、一連の流れやその中のポイントを知っておくと、スムーズに進められます。
不動産売却時に遠方だからこそ気を付けたいポイント
現地に行かずに売却する場合には、次の点に気を付けてみてください。
査定は信頼できる業者を選ぶ
査定は自分の居住地域ではなく、売りたい不動産のある地域の業者を探します。
売却地域の業者に依頼したほうが、より多くの買い手に見てもらいやすく、登記などの手続きもスムーズです。
契約書類郵送は不備がないかダブルチェック
持ち回り契約でなくても、売主が現地に行かないのであれば、契約書を郵送することがあります。
その際は、書き損じや必要書類の欠落などがないかを十分に確認してから、封を閉じましょう。
見慣れない書類は同じに見えやすいので、書類名を一つずつ確認し、ダブルチェックするのがおすすめです。
引渡し前に最終確認
引渡しが完了すると、もう自分の所有物ではなく、その瞬間から他人の所有物となるので、忘れ物や手続き漏れがあるとトラブルになってしまいます。
敷地や家屋内の残置物や税金の未納、登記手続きの漏れがないか、買主からの支払いが済んでいるかなどを確認してから引渡しましょう。
まとめ
遠方だから手放せない、現地に行く時間がないから手続きできないと思っているようでしたら、いつでもご相談ください。
遠方でも売却手続きを進めることに問題はありません。
土地建物の悩みは、不動産会社に聞いて解決しましょう。
私たちおうち市場は、滋賀県大津市、草津市を中心に豊富な売買物件を取り扱っております。
ベテランスタッフが、住まい探しのお悩みに親切・丁寧にご対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。。