3月17日は「彼岸入り」の日です。
お彼岸とは、日本独自の仏教行事であり春分と秋分を挟んだ7日間のことを指します。2025年の春彼岸は3月17日(彼岸入り)から3月23日(彼岸明け)までです。
お彼岸の語源は、仏教の彼岸(ひがん)という言葉に由来します。これは、悟りの境地(涅槃)を意味し私たちがこの世(此岸)から彼岸へと近づくために善行を積む期間とされています。そのため、お彼岸には先祖供養やお墓参りをする習慣が広まりました。
お彼岸は春と秋の2回ありそれぞれに意味があります。春のお彼岸は「自然への感謝」秋のお彼岸は「収穫への感謝」を込めるとされ、私たちの暮らしと密接に関わっています。また、お彼岸の7日間は以下のように分かれています。
•彼岸入り/初日… 供養やお墓参りの準備を始める日•中日/春分の日… ご先祖様に感謝し最も大切にする日•彼岸明け/最終日… お彼岸の締めくくりの日
日本では、この期間にお墓参りをすることが習慣になっています。次に、2025年の春彼岸の日程と過ごし方について詳しく見ていきましょう。
2025年の春彼岸は、3月17日(月)に彼岸入りし3月20日(木・春分の日)を中日として3月23日(日)に彼岸明けとなります。春分の日は昼と夜の長さがほぼ同じになる日であり仏教では極楽浄土と深く関係しているとされています。そのため、お彼岸の中日は特に大切な日とされご先祖様に感謝するためのお参りや供養が行われます。
お彼岸の期間中は、お墓参りをする人が多くなります。お墓参りでは、墓石を掃除し、お線香をあげ故人の好きだった花や食べ物をお供えします。これにより、ご先祖様への感謝の気持ちを伝えることができます。また、お彼岸は家族が集まりやすい時期でもあり親族との時間を大切にする良い機会です。
お彼岸といえばぼたもちとおはぎが欠かせません。春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と呼ばれますがどちらも同じものです。これは、春に咲く牡丹(ぼたん)と秋に咲く萩(はぎ)にちなんで名付けられています。小豆の赤い色には、古くから邪気を払う力があるとされておりご先祖様へのお供え物として定着しました。
また、お彼岸にはさまざまな供養の仕方があります。お墓参りに行けない場合は自宅で仏壇に手を合わせたり写経や読経を行うのもよいでしょう。さらに、お彼岸の期間に「六波羅蜜(ろくはらみつ)」と呼ばれる六つの徳目(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)を実践することが大切とされています。これは、善い行いを積むことでより良い未来へとつながるという仏教の教えです。
最近では、お彼岸の過ごし方も多様化しています。遠方にあるお墓に行けない場合オンライン墓参りやお墓の清掃代行サービスを利用する人も増えています。また、墓じまいや納骨堂の利用など現代のライフスタイルに合わせた供養の形も広まっています。お彼岸は、ご先祖様を偲ぶだけでなく家族の絆を深める大切な機会です。これからも、お彼岸の文化を次世代へと伝えていきたいものですね。
3月17日の彼岸入りを迎えたらご先祖様に感謝しながら家族とともに心穏やかに過ごしてみてはいかがでしょうか。
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