最近なかなか寝つけない
眠りが浅くて日中に眠くなる
ということはないでしょうか。
寒さが日々の睡眠の質の
低下につながります。
寝つきの悪さの裏には
『冷え』があるかもしれません」。
睡眠不足は
疲れや体力が回復できないだけでなく
肌荒れや肥満
冬季うつになることもあるといいます。
今回は、ぐっすり眠るための
秘訣をご紹介します。
(1)就寝60〜90分前の入浴で温まる
お風呂で体を温めるとリラックスできて
さらにスムーズな入眠にも役立ちます。
就寝60〜90分前に入浴することで
いったん深部体温を高めます。
熱を放出するときに睡眠が促され
スーッと眠れます。
ただし、湯温が高すぎると
体が興奮してしまうので
38〜40℃のぬるめのお湯に
20分ほど浸かると良いです。
(2)冷えないように
心地よく眠るには
布団の中を快適にします。
注意したいのは寒さ対策で布団を重ねたり
靴下をはくことです。
布団の中は33℃前後
湿度は約50%が理想です。
とはいえ布団を重ねたり厚着をすると
寝返りを妨げてよくありません。
人は一晩に約20〜30回も寝返りを打ちますが
血行を促し、体の重みの負担を分散させ
寝床内の温度調節を行っているのです。
靴下は足からの熱の放出を妨げ、逆効果です。
寝具は、温度調節機能や吸放湿性に優れた
羽毛布団がおすすめです。
寒ければ毛布を1枚重ねましょう。
(3)3つの「首」を冷やさない
これからの時期は冷えがひどくて眠れない
と悩む人は少なくありません。
首、手首、足首の3つの首は
自律神経とも深い関係があり
ここを温めることで手足の皮膚温度が
グッと上がって、眠りやすくなります。
快眠のためには
半袖や半ズボンなどの薄着は避け
3つの首をしっかり温められるように気をつけましょう。
特に足首は筋肉量が少ないので
一度冷えてしまうと
なかなか暖まりにくくなっています。
お風呂からあがったら
すぐにレッグウォーマーなどを
着用するとよいでしょう。
日頃から、日中に体を動かし
ストレス解消を図ったり
朝の日光を浴びて
睡眠サイクルを整えることも
睡眠の質改善に役立ちます。
本格的な冬に向けてますます
体調管理が重要になります。
ぐっすり眠って、元気に過ごしましょう。
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