賃貸マンションやアパートに住んでおり、住宅ローンと同じくらいの支払いをしているとマイホームを購入したほうが得だと考える方もいるでしょう。
しかし、頭金がないことで諦めている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回、頭金なしで住宅ローンを組むメリット・デメリットを解説!
マイホーム購入を検討している方で、自己資金がない方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
住宅ローンを頭金なしで組むメリットとは?
メリットは3つあります。
●家賃流出防止ができる
家賃を支払いながら貯蓄を増やすのは、簡単なことではありません。
そのため、フルローンを組み、賃料と変わらない住宅ローンの支払いをすることがおすすめです。
●手元に残せる資金が増やせる
貯蓄から頭金を支払うと住宅ローンの借入額を減らせますが、手元に残る資金が減ります。
万が一、住宅ローン支払中にライフイベントや環境変化があった際お金が足りない可能性がありますが、頭金なしなら、余力を残せます。
●住宅ローン減税の控除額をフル活用できる
借入額と総収入で決まる控除額は、金額が大きければ受けられる可能性があります。
この制度は、マイホーム購入者の金利負担を軽減するものです。
年末時点のローン残高の1%を所得税から控除できます。
住宅ローンを頭金なしで組むデメリットとは?
デメリットは2つあります。
●住宅ローンの借入額が増え、返済額も増加する
金融機関や自治体から頭金なしで借り入れをおこなうと、毎月の支払額が増え、借入期間も長くなります。
また、金利が変動するローンの種類もあるため、途中返済額が変わる可能性もあります。
ローンには全期間固定金利、変動金利、当初固定金利があります。
ずっと利息が変わらないものと半年ごとに見直されるもの、3年・5年・10年ごとに見直されるものがあります。
変動金利の場合、金利上昇時の経済的負担が大きくなります。
●売却時にもリスクがある
フルローンを組んだ場合、住み替えなどで不動産を売却する際、残債より価値が下がっている傾向があります。
これから住み続け、住宅ローン支払を続けていけば問題はありません。
まとめ
頭金なしで住宅ローンを組めますが、登記簿謄本への登記費用や手数料がかかるため、40万円〜50万円の自己資金が必要となります。
もちろん、借り入れに含めることも可能です。
しかし、融資の実行はマイホームの引渡し日となるため、一度は手元の資金から出さなければなりませんので注意しましょう。
私たちおうち市場は、滋賀県大津市、草津市を中心に豊富な売買物件を取り扱っております。
ベテランスタッフが、住まい探しのお悩みに親切・丁寧にご対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。。