8月10日は「道の日」です。
普段、何気なく利用している道路ですが
通勤や買い物、旅行、帰省など
私たちの暮らしを支える大切な存在です。
特に8月はお盆休みがあり
帰省や旅行で車を利用する人が増える時期。
高速道路や観光地周辺では
毎年大きな渋滞が発生します。
そこで今回は、「道の日」の由来や
道路の大切さについて紹介するとともに
2026年のお盆休みに知っておきたい
道路混雑の傾向や、渋滞をできるだけ避けるための
ポイントについて解説します。
《8月10日は「道の日」》
「道の日」は、道路の意義や重要性について
あらためて関心を持ってもらうことを目的として
国土交通省が8月10日に定めています。
「道の日」が制定されたのは昭和61年度です。
8月10日が選ばれたのには理由があります。
大正9年(1920年)8月10日に
日本で初めて道路整備についての長期計画である
「第1次道路改良計画」がスタートしました。
また、8月1日から31日までが
「道路ふれあい月間」であることも
8月10日が「道の日」となった理由の一つです。
道路はあまりにも身近な存在だからこそ
そのありがたさを普段は
意識することが少ないかもしれません。
しかし、道路が整備され
安全に利用できるからこそ
私たちは毎日の生活をスムーズに送ることができます。
「道の日」は、そんな身近な道路について
考えるきっかけになる日です。
《お盆休みは道路が大混雑!》
8月といえば、お盆休み。
家族で旅行に出かけたり、実家へ帰省したり
レジャー施設や観光地へ出かけたりと
車で移動する機会が増えます。
そのため、お盆期間中は高速道路を中心に
大規模な渋滞が発生しやすくなります。
2026年のお盆期間について
NEXCO各社などは8月7日(金)から8月16日(日)
の10日間を対象に、高速道路の
渋滞予測を発表しています。
全国では、この期間に10km以上の渋滞が
436回発生すると予測されています。
「少し時間をずらせば大丈夫」と思っていても
普段なら数時間で到着する場所に
渋滞によって大幅に
時間がかかってしまうこともあります。
お盆期間に車で出かける場合は
事前の計画がとても重要です。
《2026年のお盆休みは「分散」がポイント》
2026年のお盆期間は
道路の混雑が予想される日を避けて
できるだけ移動を分散させることがポイントです。
NEXCO中日本の「2026夏 渋滞予測・おでかけガイド」
では、8月13日(木)の下り線が混雑のピーク
8月14日(金)の上り線が
大変混雑する見込みとされています。
一方、8月16日(日)は上下線ともに
ほかの日に比べて比較的
すいている日として紹介されています。
もちろん、実際の交通状況は
事故や天候などによって変わります。
そのため、「この日は必ず空いている」
と考えるのではなく、出発前に
最新の交通情報を確認することが大切です。
《お盆の道路渋滞を避ける5つのコツ》
1.出発日や帰宅日をずらす
渋滞を避けるために最も効果的なのが
移動する日をずらすことです。
お盆休みの初日や帰省ラッシュのピーク日に
集中して移動するのではなく
可能であれば混雑が少ない日に移動しましょう。
「みんなと同じ日に動かない」というだけでも
渋滞を避けられる可能性があります。
2.出発時間を工夫する
同じ日に移動する場合でも
出発時間を変更することで
混雑を避けられる場合があります。
早朝や夜間など、混雑が予想される時間帯を
避けて移動することを検討してみましょう。
ただし、早朝や夜間の長距離運転では
眠気が大敵です。
無理に早い時間に出発して睡眠不足になるくらいなら
十分な睡眠を取ってから
出発することを優先しましょう。
3.出発前に渋滞情報をチェックする
お盆のドライブでは、出発前の
情報収集が欠かせません。
高速道路を利用する場合は、渋滞予測だけでなく
事故や工事、通行止めなどの
最新情報も確認しておきましょう。
予定していたルートが混雑している場合は
出発時間を変更したり、別のルートを
検討したりすることも大切です。
4.サービスエリアなどで早めに休憩する
長距離ドライブでは、「まだ大丈夫」
と思っていても疲労が蓄積します。
特に夏は気温が高く、車内で過ごす時間が
長くなることで体力も消耗しやすくなります。
疲れを感じる前に、サービスエリアや
パーキングエリアなどでこまめに休憩しましょう。
水分補給も忘れずに、余裕を持った
スケジュールを組むことが大切です。
5.渋滞中は焦らない
渋滞に巻き込まれると、「早く進みたい」
という気持ちから車間距離が短くなったり
頻繁に車線変更したりしがちです。
しかし、こうした運転は
事故の危険を高めるだけでなく
渋滞をさらに悪化させる
原因になる場合があります。
NEXCO各社も、渋滞中は十分な車間距離を確保し
むやみな車線変更を控えるよう呼びかけています。
「急いでも到着時間は大きく変わらない」と考え
落ち着いた運転を心がけましょう。
《夏の道路では「暑さ」にも注意》
お盆の時期は、道路の渋滞だけでなく
夏の暑さにも注意が必要です。
渋滞で車が長時間動かなくなると
予定以上に車内で過ごすことになります。
飲み物を用意しておくほか
休憩できる場所をあらかじめ
確認しておくと安心です。
また、子どもや高齢者と一緒に出かける場合は
体調の変化にも注意しましょう。
「目的地に早く着くこと」よりも
「みんなが元気に目的地へ到着すること」
が何より大切です。
《道路を利用する全ての人が安全を意識しよう》
「道の日」は、車を運転する
人だけのための日ではありません。
歩行者、自転車、バイク
公共交通機関を利用する人など
道路は多くの人が共有する場所です。
車を運転するときは歩行者や自転車に十分注意し
歩行者も道路を横断するときなどは
周囲をよく確認する。
一人ひとりが交通ルールを守ることで
安全な道路環境につながります。
また、道路にゴミを捨てない
路上に物を放置しないなど
道路をきれいに使うことも大切です。
《「道の日」を機に、いつもの道路を見直そう》
毎日のように利用している道路は
私たちの生活になくてはならないものです。
通勤や通学、買い物、病院への通院
物流、観光、帰省など、さまざまな場面で
道路が私たちの暮らしを支えています。
そして、お盆休みに家族や大切な人に
会いに行けるのも、安全に利用できる
道路があってこそです。
だからこそ、8月10日の「道の日」には
普段何気なく使っている道路の大切さについて
考えてみてはいかがでしょうか。
今年のお盆休みに車で帰省や旅行を予定している方は
出発前に渋滞予測や最新の交通情報を確認し
時間に余裕を持った計画を立てましょう。
「急がず、焦らず、安全第一」。
それが、お盆休みの道路を快適に
利用するための一番大切なポイントです。
今年のお盆も、事故やトラブルなく
笑顔で目的地に到着できるよう
安全運転を心がけましょう。
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