この記事では、大津市石山駅で名物のしじみ飯が食べられる「志じみ茶屋湖舟」の概要とメニューについて紹介します。
石山駅名物のしじみ飯が食べられる「志じみ茶屋湖舟」の概要
京都駅から快速でわずか13分の、JR東海道線・石山駅から、京阪バスで10分のところに石山寺があります。
石山寺は平安貴族がよく利用した観音信仰の寺であり、平安文学などで「石山詣」という言葉を聞くくらい有名な参拝スポットでした。
その石山寺の山門前にあるのが、石山駅名物のしじみ飯が食べられる「志じみ茶屋湖舟」です。
石山寺を参拝する前に予約しておけば、参拝後には鉄釜で炊きたてのしじみ飯を楽しめます。
石山寺の山門前には、縄文時代のしじみの貝塚があり、古くからこの地域周辺でしじみを食していたことがうかがえます。
湖舟は、昭和38年からこの場所でしじみ飯を提供し続けており、注文を取ってから個別の鉄釜で米からしじみ飯を炊き上げるのです。
フタを開けると、鉄釜独特のおこげ・炊きたてのお米・出汁・しじみの香りと湯気が立ち上ります。
定番のメニューは、しじみ飯としじみ赤出汁、近江牛のしぐれ煮などおばんざい5品と、4種類のセットメニューがあります。
石山駅名物のしじみ飯が食べられる「志じみ茶屋湖舟」のメニュー
湖舟ではしじみ飯以外にも、ふなずし・にしんそば・しじみ釜飯カレー・大津近江米カレーなどのメニューが楽しめます。
ふなずしとは、フナから内蔵を取り除いたあとに塩を詰めて漬け込み、フナを洗ったあとに再度塩飯を詰めて漬け込んだ保存食です。
滋賀県由来の、日本最古の鮨として知られており、独特の匂いはありますが高級珍味として愛されています。
湖舟ではふなずしに加えて、期間限定でふなずしと梅干しの和え物をうどんのトッピングにした「ふなずしうどん」、ふなずしの酸味ある飯とタイカレーを同時に味わえる「ふなずしグリーンカレー」などのメニューが特徴的です。
さらに、お土産品としてふなずしや湖舟オリジナルのふなずしパイ、琵琶湖産ホンモロコや川エビの佃煮、うなぎ山椒煮、えび豆など、さまざまな名産品を揃えています。
ふなずし特有の匂いを取り除き、高級珍味としての旨味だけを残した「ふなずしクッキー」も目玉商品です。
まとめ
石山駅名物のしじみ飯が食べられる「志じみ飯湖舟」の概要としては、石山寺山門前に立地し、しじみ飯・ふなずしなどのメニューが楽しめる点を押さえておきましょう。
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