マイホームを購入するにあたり、一戸建てにしようかマンションにしようかお悩みの方も多いかと思います。
本記事では、分譲マンションとはなにか、そして特徴などについて解説していきます。
分譲マンションとは
分譲とは分割譲渡の略語であり、一棟のマンションを一戸ごと分割して販売するので、分譲マンションと呼びます。
販売された住戸は、マンションを買った方たち「区分所有者」が所有します。
購入したマンションをどうするかはオーナーの自由となっているので、自身が居住するのはもちろん、売却することも可能なのです。
そして自分自身が住むために購入する方が多いため、長い間快適に居住できることを前提につくられており、家事などに役立つ設備が整っています。
賃貸の物件では手に入らないような快適さを実感できるでしょう。
分譲マンションを購入するメリットとは
物件によって異なりますが、入居者が快適に暮らしていけるように、さまざまな暮らしをサポートする設備や施設が設置されている傾向にあります。
たとえば、人気が高いのは「宅配ボックス」で、不在時に宅配便を受け取ってくれるので、配達の時間を気にせずに買い物をすることができます。
大きなマンションには、共用施設といわれる入居者のみ共用で利用できる施設のある物件もあり、その点は一戸建てにはないマンションならではのメリットといえるでしょう。
賃貸の物件と異なり、専有する部分については買ったオーナーのものとなり、部屋の中をリフォームするなど自分好みにすることができます。
そしてマンションの「セキュリティ」面は強固となっています。
とくに大規模なマンションはオートロックが当たり前で、なかにはエレベーターや住んでいる階に行くにもカギが必要な物件もあるのです。
分譲マンションを購入する際に発生するデメリットとは
分譲マンションのデメリットは主に3つあり、「購入時にまとまった資金が必要」「修繕費や管理費がかかる」「転居がしにくい」の3点です。
頭金を用意して購入するときは、最初にまとまった資金が必要となります。
頭金の相場は約10~20%で、そのほかの諸費用が発生します。
さらに管理費は共有の部分の管理、清掃や維持の費用で、修繕積立金というのは建物の大規模修繕に備えての積立金です。
そして賃貸物件と比べて気軽に引っ越しができないという点があります。
まとめ
以上のように分譲マンションにはさまざまなメリットもあり、デメリットも存在します。
それぞれのいいところと悪いところを把握して、ご自身の生活に合う選択をしましょう。
マンションを購入時の参考にしてみてはいかがでしょうか。。