シェアリングエコノミーとは、インターネットを介して使っていないモノ・場所・スキルなどを貸し借りするサービスのことですが、兵庫県大津市では市をあげてシェリングエコノミーに取り組んでいます。
今回は、大津市が取り組むシェアリングエコノミーの具体例として、子育て支援と駐車場不足解消を取り上げます。
大津市が取り組むシェアリングエコノミー:子育て支援を推進する連携協定
大津市は、子育て支援を推進する目的で、いくつかの企業とシェアリングエコノミーに関する提携を結びました。
2017年12月に連携協定を結んだ「AsMama」では、便利なアプリを使った子育てシェアリングサービス「子育てシェア」を提供しています。
おさがりやおすそわけなどができる「モノのシェア」、ごはんやお出かけに誘いあえる「コト(予定)のシェア」、そして、顔見知り同士が子どもの送迎や託児を分担しあう「送迎や託児のシェア」など地域社会で子育てを支援しあう仕組みです。
インターネットを活用し、昔よく見たご近所の頼り合いを現代によみがえらせたといえるでしょう。
子育てシェアアプリの利用者からは一切お金をとりません。
さまざまな企業への宣伝・サポート事業により収益を得、それによりこの子育て支援サービスを運営しているのです。
同じく、大津市は「タスカジ」とも連携協定を結んでいます。
この会社では、ハウスキーパーと家事を依頼したい人が出会えるマッチングの仕組みを提供しています。
スキルチェックを受けた多様性豊かで経験豊富なハウスキーパー(=タスカジさん)が多数登録されており、家事を依頼したい人が目的に合わせて選べるシェアリングエコノミーシステムです。
家事代行業者を介する必要がなく、ハウスキーパーと直接やり取りできるため、自分好みのサービスを比較的安い価格で利用することができます。
大津市と「akippa」の提携:車社会に切り込むシェアリングエコノミー
大津市が2018年11月に連携協定を結んだ「akippa」は、空いている月極駐車場や個人の土地を、短時間の駐車場として貸し出すシェアリングエコノミーサービスを提供しています。
目的地に近い駐車場をネットですぐに見つけることができ、15分という短時間から予約できるため、利用者は爆発的に増えています。
この「akippa」のサービスを、観光地の駐車場不足解消・渋滞緩和のために取り入れようというのが連携協定の目的です。
とくに、大津市北部にあるリゾート施設「びわ湖バレイ」周辺の駐車場確保に期待が寄せられています。
市が後押ししていることもあり、大津市内での「akippa」登録駐車場はますます増えていくことでしょう。
まとめ
滋賀県大津市が積極的に取り組むシェアリングエコノミーは、さまざまな社会課題を地元の助け合いによって解決しようとするものです。
大津市に住んでいるからこそ利用できる便利なシェアアプリやサイトがありますので、積極的に活用してみてください。
滋賀県大津市・草津市の不動産のことなら、私たち株式会社びわこハウジングセンターにお任せください。
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